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【負けんばい熊本】第1回つながりスタディーツアーを実施しました。

(2017年12月29日)

 

 

 2017年12月16日(土)~17日(日)の2日間、熊本県で初めての「スタディーツアー」を実施し、実行委員を含む7名が参加しました。

 1日目は、昨年4月16日の熊本地震本震で大きな被害を受けた東海大学旧南阿蘇キャンパス周辺で語り部の活動を行っている「阿蘇復興への道」の皆さんより被災体験をうかがい、熊本市内で合同のワークショップをおこないました。2日目は、こちらも本震で被災した熊本城を訪れ、ボランティアガイドの朝永さんにご案内いただきました。

 ​2日間の経験を通して、より災害を自分事として捉えられるようになり、熊本の魅力もたくさん発見することができました。また、昨年4月の熊本地震が残した傷跡の大きさや、それに対する人々の意識、それから、テレビや新聞ではわからないような泥臭い部分も垣間見ることができたような気がしています

 その一方、まだまだ知らない、見えていない部分もまた多くありました。今回のスタディーツアーを運営する実行委員にとって、また、参加者にとって「自分たちが被災地に行ってできることは何だろう」ということが、一つの大きなテーマでした。

 これはかなり難しい問いでしたが、このたび訪れた被災地やそこに暮らす人々の営みを「忘れない」ことと「関わり続ける」こと、社会に忘れられそうな当事者の声を「聴き続ける」こと、そして、今回の体験や学びを「地域に還元する」ことが考えられます。

 この経験をより多くの人々に伝えるという意味でも、少しずつ継続していきたいです(山中、宮地、尾崎、大久保、小木戸、白石、稗田)。

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